その日はいても経ってもいられませんでした。
先輩は竹山先輩からの又聞きですし、これはもう竹山先輩に聞くしかないって。
先輩と別れてスグに学生時代の友人にメールを送りました。
何人にメールしたか覚えてませんが、10人近くだったと思います。
やっと1人が先輩と繋がってて、それを伝って竹山先輩までたどり着けました。
でもその時にはもう私は最寄駅まで来ていて、どんな顔して嫁に会えば良いのか分かりません。
とりあえずマックに入り、竹山先輩からのメールを待ちました。
しばらくして「久し振りだな」とメールがきて、速攻で電話をしました。
竹山先輩は突然の電話でビックリしてましたが、サヤカの事で・・・と切り出すと黙ってしまいました。
竹山先輩は俺がサヤカと結婚したのを知ってたみたいです。
無理やり言って先輩の最寄り駅まで出てきてもらう事にしました。
先輩も断るに断れなかったんだと思います。
風呂上がりなのか、上下スエットで髪は少し濡れた状態で来てくれました。
ファミレスに移動してからしばらくは、ほぼお互いに無言の時間でした。
「あの話って本当なんすか?」
「誰から聞いた?」
「○○先輩からっすよ。偶然仕事で会って、さっきまで呑んでたんです」
「アイツ・・・・はぁ・・・アイツはお前が結婚してるの知ってたのか?」
「それは知らないみたいです。俺も言わなかったし」
「そっか・・・」
「で、マジなんすか?軽井沢の合宿の話は」
「お前さぁ、聞いてどうするの?離婚とかする気が?」
「いや、それはまだ何とも」
「別れるつもりなら聞くな。その方が絶対イイよ。周りにも色々迷惑かけるんだし」
「でもそれとこれとは・・・」
そんなやり取りが30分以上続いてたと思います。
結局最後は「昔の事で、それ以来何もないんだからな」と釘を刺されました。
「どうせなら本当の事を全部教えて下さい」と俺はお願いしました。
「お前は知らないと思うけど、あの合宿の直前にサヤカ彼氏にフラれたみたいでさ」
高校の時から付き合ってた年上の彼氏が浮気してて、怒ったら逆ギレされてそのままフラれたらしい。
彼氏の友達が偶然同じサークルだったから、3年4年にはその話が自然と伝わっていたみたい。
だから初日の夜に酒が入り、サヤカを先輩たちが慰めてたと言ってた。
でも実は浮気した彼氏ってのが、サヤカとのセックスを結構喋ってたみたいで。
もしかしたらヤレるんじゃ?と期待してた先輩も多かったみたい。
あまり呑めないクセに呑んで酔っ払って、「アイツの事は忘れちゃいなよ!」と乗せられまくり。
傷心で壊れてたっぽいサヤカが自虐的な行為に出た・・・と話してくれた。
竹山先輩は見るに見兼ねて途中で部屋を出たらしいが、その時にはもう3人のチンコをしゃぶってたらしい。
全員をフェラでイカせる!と調子に乗ってたみたい。
そのまま7人全員と乱交が始まって、朝まで宴は続いたと。
何人かが後先考えずに中出しまでしちゃって、素に戻った先輩たちは次の日からヒヤヒヤもんだったらしい。
写メとかデジカメでムービーとかも撮られてて、一時期マジで問題になりそうだったと言ってた。
「その後サヤカは誰かと付き合ってたとか・・・あったんすか?」
「うぅ~ん・・・○○のセフレになってるとか変な噂はあったけど、ホントかどうかは疑問だぞ」
「そ~っすか・・・」
「結局あいつらは傷ついた心を利用した最悪な奴らだから。サヤカは悪くないと思うよ、俺は」
「はぁ・・・」
あの日以来、サヤカを見る目は当然変わりました。
ですが竹山先輩の話を聞いていると、サヤカに対しては憐れみを感じるようになっています。
いつか自分の中で整理ができた時、サヤカと話し合ってみようと思っています。
別に離婚するとかそんな話じゃなくて、多分今でも俺に隠している後ろめたさを感じていると思うので。
ディープな話で申し訳なかったです。
これで終わりにします。有難う御座いました。
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