スマホ表示での検索⇒ツイートしました

ホントは超淫乱な女の子

でも案の定・・・猛烈な睡魔が襲ってきたんです。
気が付いたら寝ちゃってて、目が覚めた時は車に1人でした。
サービスエリアでみんな外に出てたらしく、俺だけ置いて行かれたんです。
参ったなぁ~と外に出て煙草を吸っていると、ミホが1人だけ戻ってきました。
「みんな何か食べたりしてるよ」と言いながら、俺にお茶を持ってきてくれました。
へぇ~こんな一面もあるのかぁ~と思いました。
どちらかというとサバサバした男っぽい性格みたいで、見た目とはかなりのギャップのある子です。
愛想笑いとか男に媚びるような行動はしないけど、周りをいつも見てて世話を焼くタイプみたい。
みんながいない事をイイ事に、立ち話をしながらメアドをそこで交換しました。

「メアド聞いてもイイ?」
「うん、イイよ」
「あんまりメールとかしない?」
「普通にすると思うけど・・・1分で返信するとかは無いかな」
「俺もそんなに早くないからちょうどイイや」

女の子達が帰ってから、男5人で反省会をやりました。
ミホについては「あれは扱える物件じゃ~ねぇ~な」と全員一致。
俺は「そうでもないよ」と言っておきましたが、良くない印象の方が強かったらイイ。
可愛い子2人に関してはちゃんとメアドも交換済みらしい。
居酒屋でそんな座談会をしていると、ミホから「今日はありがとう」のお礼メールが入りました。
それを全員に伝えると、他の女からはお礼が来てないと不貞腐れてます。
結局次の日にお礼は来たらしいけど、ミホが1番早かったという事でした。

そんなミホと毎日のようにメールをしていました。
メールも結構素っ気ない内容が多く、それでも絵文字を使ってくるので怒っては無いとかろうじて分かる程度。
仕事が落ち着いた1週間後に「メシでも行かない?」と誘うと「イイよ!」と普通に返ってきました。
体調を整えた当日、個人でやってる小さな居酒屋に連れて行きました。
そこには日本全国から集めた焼酎が沢山あって、しかも値段もかなり安いんです。
一応常連なので奥のボックス席のようなとこに案内されました。
ツマミも美味かったらしく、ミホはバーベキューの時よりハイペースで飲みまくり。
「そんなに飲んで大丈夫?」
「うぅ~ん・・・多分平気!」
「なんかキャラ変わってるよ?」
「そっかなぁ~・・・大人数が苦手だからかな?」
「ふぅ~ん・・・」

そうなんです。彼女普通に人見知りらしく、初対面だと喋れないんだそう。
もう俺には馴れ始めてるから、普通に目を見て喋れると笑っていました。
これは久し振りに見つけたダイヤじゃん!と痺れました。
恥ずかしいから嫌と言っていたカラオケに行くと、途中からは普通に歌いまくり。
酔いもまわっているのか、まるで別人のようでした。
動き回るから当然酔いもまわるってなもんで、2時間後にはグッタリしてしまいました。
「大丈夫?タクシーに乗る?」と外に出て聞いてみましたが、揺られたくないという。
満喫に行ってもイイけど、吐かれたら最悪だし・・・
またカラオケに戻ろうかどうしようか考えました。

花壇にグッタリしたまま座っている姿を見て、これはチャンスだ!と自分に言い聞かせました。
肩を貸すようにして駅の近くへ行き、ラブホテルが立ち並ぶ地域へと向かいました。
吐きそうだとか揺らさないでとか言うので、近くのホテルに入りました。
意識はあるのでラブホだとは分かっていたと思います。
それ以上に横になりたいとか楽になりたいって思ってたんでしょうね。
文句も不平も言わず、ミホは積極的に部屋へ向かって行きました。
部屋に入ってスグに向かったのは勿論トイレ。
30分以上出てこないので様子を見に行くと、普通に床で寝ていました。

仕方ないのでお姫様だっこをする感じでベッドに運びました。
カーディガンを脱がせTシャツ姿にして寝かせました。
下はヒザ下までのパンツを穿いていたので、それを脱がせるのは一苦労だと思ったんです。
ここまで泥酔してる女を襲うほど落ちぶれてもいないので、勝手にシャワーを浴びて浴衣を着て寝ました。
気を使って間に距離をあけ、そのまま爆睡してました。
腕が痛くて目が覚めると、俺の方にミホが近寄ってきてて、しかも左腕にしがみ付く様にして寝ています。
腕が痺れるし痛くて眠れないので、腕を外して上に上げたまま寝ました。
そしたら今度はその腕を枕にして寝ているんです。しかも俺に抱き付く感じで。

道理で酒臭いわけだ・・・と思いましたが、痺れない位置に腕をズラして腕枕したまま寝ました。
朝になってもまだ俺に抱き付いたままのミホ。
もう起きなきゃだなぁ~ウツラウツラしてました。
そしたら「うぅぅ・・・んっ・・・」とミホが動き出し、ムクッと起き上りました。
隣の俺が寝ているのを見てビックリしたんでしょうね。
半分夢の中でしたが、ミホが慌てている感じが伝わってきました。
でも洋服を見てみたら分かる通り、俺は浴衣だけどミホは全く脱いでいません。
それを確認したのか立ち上がってゴクゴクとお茶を飲む音が聞こえてきました。

タイトルとURLをコピーしました