次の週、また社長のいる会社に出向いた。
順調に話が進み、全てが決まって万事OK
そして金曜日に関わった人達と呑む事になり、その日の夜誘われるがままホテルへ。
抵抗する素振りは見せたものの、我慢はいつまでも続かなかった。
「入れて欲しい」
人生で初めて本気で言ってしまった。
「それじゃ舐めてくれるかい?」
社長の逞しい男根を無我夢中でしゃぶった。
しゃぶりまくった後、コンドームもつけずに膣内へ。
生だったからなのか、前回以上に絶頂がスグにやってくる。
そして狂ったように抱き付いてはイキまくる時間を過ごした。
雑誌やネットで「体の相性」とか「テクニック」とか見た事はあるけど
快楽を忘れられなくて自分から欲してしまうなんて思いもしなかった。
終わってまた休憩を挟んでまたエッチして、土曜の日の出過ぎまで狂ってた。
グッタリ寝ている時、自分が怖くなるのを感じた。
もうこの気持ち良さを我慢するなんて無理だって。
彼とエッチした時の喪失感で、はっきりと悟ったように思えた。
社長は無理な事はせず、ガツガツしたエッチもしなかった。
ワンパターンだったけど、呑んだ後ホテルで朝までノーマルなエッチだけ。
それでも回数を重ねるごとに信じられないほどイク自分がいた。
変に思うかもしれませんが、社長の声を聞いただけでもダメなんです。
子宮がキュンとするような、アソコがジンジン反応する様な。
毎週のように会うようになり、彼が来ない週末は2日間泊まったりもしてた。
求められなくても社長の精液を口で受け止めて、自然と自ら呑んでもいた。
オネダリだって恥ずかしくも無くなり、ここでして?と言われれば
跪いて喜んでフェラチオもしていた。
最後には狂うほどの快楽を与えてくれるって分かってたから。
平日に耐え切れなくなって、社長の住むマンションへも行った事がある。
ダメだと言われたけどそのまま朝までエッチをし、フラつきながら出勤もした。
半年以上もそんな関係を続けていると、もはや彼じゃ欲求不満になる自分。
終わった後隠れてオナニーしたりする始末で、涙が出そうになった事もある。
後悔と罪悪感と自分への怒りなどを感じつつ続けていた関係は
彼からのプロポーズで幕引きとなった。
迷いに迷ったけど、社長は「そうしなさい、私とは終わりにしよう」と言ってくれた。
別れる時は互いの連絡先を消去し、もう会わないと約束をした。
でも最後の夜は人生初めての中出しもしてしまった。
生理がくる時期だったので、自分からオネダリして出してもらった。
子宮にドクドクと脈打つ刺激とともに、私はファァァ~ッと失神。
入れたままにしていると、途中で回復してきたのでそのままエッチ。
合計3回の中出しをした。
次の日の夜に生理が来て、ちゃんと次の月もきたので妊娠はしてません。
今となっては思い出の一部となっていますが、不意にあの時の感覚が襲ってきます。
フラッシュバックというヤツかもしれません。
今では彼とのエッチでも以前のように満足するようになっていますし
我慢できなくて求めてしまったような感情はなりを潜めたままです。
無事、来月結婚式を挙げる事が決まりました。
絶対に彼には言えない話、でも誰かに言いたかった話。
もしあの社長が悪人だったら、今頃都合の良いセフレになっていたかも。
もちろん彼とは別れて、どっぷりエッチ三昧の日々だったかもしれません。
長々と投下してしまいましたが、これで終わりにしたいと思います。
あの頃の自分への決別の為に書いたつもりが、思い出してちょっと変な気持ちにもなりました。
でもここで投稿する事が出来て良かったです。
ありがとうございました。
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