調子に乗った俺は、その後もキャバ嬢と連絡を取り合ってた。
初めの頃は週１ﾍﾟｰｽで部屋に行き、朝までヤリまくるという感じ。
従順でエロくて淫乱なドＭちゃんは、言う事はほぼ何でもやってくれた。
ユリエとは経験できない変態プレー。
初めてバイブを使ったし、毎回精子を飲ませたり、アナルまで舐めてもらってた。
近所のわざわざ満喫に行って、ドキドキしながら露出プレーやセクロスもした。
遅咲きの童貞並みにヤリまくってたと思う。
先月の半ば頃、マサヨシから飲みの誘いが入った。
何度かメールはしてたけど、直で会うのはあの日以来。
ちょっと不貞腐れた感じだったけど、俺はキャバ嬢との変態プレーを喋った。
俺だけイイ思いしてるから機嫌悪いんだろうなって思って、自慢気に喋ってた。
「イキまくっちゃってヤバいよ」とか「俺以外とは会いたくないとか言ってる」とか、今までマサヨシが飲んでる席で自慢してたように有頂天で喋ってた。
飲み始めて1時間ちょっとぐらいした時だったと思う。
「じゃーユリエと別れればイイじゃん！」とちょいキレ気味に言われた。
「いやいや、あの子はセフレだからさ」
「つーかお前ユリエの本性知らねーだろ？」
「ん？何が？」
「ホントはあの日ユリエとヤッたんだよ、俺」
「はぁ？何言ってんの？そんなの聞いてないけど」
「そりゃお前には内緒にしてくれって言われてたからな」
「ないない、そんな事あるわけねーじゃん」
昔からコイツはワガママなヤツで、自分が楽しくないとすぐ不貞腐れる性格。
だから俺だけ楽しそうなもんだから、悔し紛れに変な事を言い出したんだと思ってた。
「ホントだよ、あの日だけじゃなくてもう何回も会ってるし」
「ユリエからはそんなの聞いてないし、そんな感じしなかったけど？」
「ったくよーマジふざけんなよ、なんでお前だけイイ思いしてんだよ」
「俺だけじゃないだろ、何言ってんだよ」
「ほれ、これ見てみろよ」
そう言われて渡された携帯を見て、心臓が止まりそうだった。
明らかに俺のじゃないチンコをしゃぶってるユリエが写ってた。
動揺する俺の手から携帯を取ったマサヨシは、これも･･これも･･と写メを見せてきた。
最後はムービーまで見せてきやがって、そこにはユリエが喘ぎまくってる声も入ってた。
「何だよこれ･･･嘘だろ･･･」
「嘘じゃねーし、お前がキャバ嬢と楽しんでる時に、ユリエは俺の上で腰振ってたんだよ」
「ふざけんなよ！なんで何もいわねーんだよ！」
「ユリエに言わないでって頼まれたんだよ、でもその代わり俺のザーメン飲んでたけどな」
「マジかよ････なんだよそれ･･･」
マサヨシが言うには、あの日、ユリエは終電で帰ると言ってたらしい。
タクシーで送ると約束して、どうやら俺をネタにして酒を飲ませたと言ってた。
今頃紹介したキャバ嬢の部屋に行ってると。
多分ある事無い事を喋ってたんだと思う。
じゃなかったらユリエは簡単に信じなかったと思うし。
そのまま酒を飲ませて泥酔したユリエをホテルへ連れ込み、そのままセクロスしたんだって。
初めは嫌がってたけど、入れてからは喘いでたぜと笑ってた。
騎乗位では腰まで振ってて、途中でゴム取って生で入れても嫌がらなかったと。
終わった後、俺には言わないという約束をし、それを言うとホイホイ会いに来たという。
数回目からは吹っ切れたのか積極的になりだし、中イキまでして潮もふきまくってたんだって。
ゴメンなさい、ゴメンなさいって言いながらイクし、潮までふいて最高だったと言ってた。
普通そんな話を聞かされたら、怒りで殴りかかると思いますよね。
でもその時の俺は放心状態でした。
立場が逆になったように、俺は塞ぎこんでマサヨシが上機嫌で喋る状況。
「ホントはずっと言わないで楽しもうと思ってたんだけどな～」と。
ユリエとのセクロスを聞かされ、吐き気を覚えた俺はトイレで吐きまくった。
戻ってみるとマサヨシは帰っていて、お代も支払い済み。
電車がる時間だったけどタクシーで帰り、そのまま倒れるように寝てしまった。
朝になりユリエからメールが来てて、見てみると「ゴメンね･･･」という一言。
どう返事して良いのか分からず、ボンヤリとした頭のまま出勤した。
ユリエに変身できずに数日が過ぎた頃、最初に書いた大学のツレから電話があった。
「マサヨシから聞いたよ、大丈夫か？お前」
思わずそのまま泣き出してしまいました。
心配したツレは車でウチに来てくれて、マサヨシの話を聞かせてくれた。
「アイツさ、ユリエちゃんにもキャバ嬢にもフラれたらしいよ」
俺に内緒で会ってはいたけど、別れて俺と付き合えよと言っても断られ続けたんだって。
紹介したキャバ嬢と浮気してるのにイイのか？って聞いても、それでもイイって。
それで先週久し振りにキャバ嬢へメールしたら、もう会いたくないって言われたらしい。
なんでだよ？と聞くと、俺の事が好きだからと。
彼女いてもセフレでイイから好きなんだって言われたんだって。
それでムカついてたのに、俺と会って自慢話を聞いてたら、もう全部言いたくなったと。
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