無性に彼の精が欲しかったんです。
妊娠するかどうか微妙な時期でしたが・・・賭でした。
「いいの、麻衣子さん・・・妊娠しちゃうかもしれないよ・・・」
彼は、勢いよく腰を叩き付けながら、そう言ってくれました。
「いいの・・・出して。奧へ出して・・・お願い・・・」
私は、何度目かの絶頂に身を震わせながらそう言いました。
彼は・・・私にキスして・・・濃厚に唇を貪りながら・・・私の一番奧に大量の精を放ってくれました。
それでも、彼のモノは小さくなることはなく、続けて突かれ続けて・・・やっぱり、若いって凄いです。
彼は、とにかく一時も休むことなく私を突き続けました。
強弱を付けたり突く角度を変えたり・・・
憎らしいぐらいのテクニックで私を攻め続けました。
「麻衣子さん・・・好きです、麻衣子さん・・・大好きです・・・」
絶頂が激しすぎて痙攣していたとき・・・そう囁かれました。
そして、口付け・・・その間も叩き付けるように突かれていて・・・
一時も休ませてくれません。
そんな時にそんなことを囁かれ・・・反則です、そんなの。
もう私は、心まで裕紀くんにメロメロでした。
絶頂が激しすぎて何も反応できなかったけど・・・
意識がはっきりしてたら、「私も」って答えたと思う・・・
そして・・・彼の二度目の精を一番奥に感じたとき・・・
私、また気を失ってしまって・・・
旅から帰ってから・・・思い出すのは裕紀くんのことばかり・・・
私は、間違いなく裕紀くんに恋してました。
セックスから始まる恋もあるんですね・・・
裕紀くんは、娘よりも年が若い。
そんな子を好きになるなんて・・・
普通に考えれば旅のアバンチュールとして忘れなければ・・・
それは、百も承知です。だから、連絡はしませんでした。
彼からは、何度も連絡がありましたが・・・
電話にも出なかったし、メールも無視してたんです。
そんなある日の朝・・・些細なことで夫と喧嘩。
腹に据えかねた私は・・・頭を冷やそうと一人で外出しました。
誰かにこの鬱憤を聞いてもらいたくて、学生時代からの友人の祐子に電話しようとしたら・・・
「もしもし?麻衣子さん?」
電話から聞こえてきたのは、まさかの裕紀くんの声・・・
え、って思って携帯の表示を見ると・・・
間違って裕紀くんに掛けてしまっていた・・・
私は、アドレス帳を名前から先に入れます。
人の名前を忘れないために私がやっていた習慣ですが・・・
アイウエオ順で行くと、「祐子」のひとつ前が「裕紀」・・・
アドレスの選択間違い・・・慌てて切ろうとしたら・・・
「待って!麻衣子さん、切らないで!!」
その声に、思わず思い止まってしまって・・・
裕紀くんは、これから逢おうと言います。
そして、一方的に待ち合わせ場所を指定してきました。
逢えない、と言う私の言葉を待たず、電話を切る裕紀くん。
迷いました・・・逢えばどうなるか私には分かってました。
でも、ずっと待ち惚けを食わせるのは可哀想・・・
だから、行って少し話してもう逢えないって言おう。
そう自分に言い訳して待ち合わせ場所に向かいました。
でも・・・逢って15分後、裕紀くんの部屋で抱き合ってました。
「きっと連絡くれるって信じてた。」
私の服を脱がせながら、裕紀くんはそう囁いてきます。
「こんな結婚してるおばさんの何処がいいの?もっと若い子にすればいいのに。あなたならいくらでも相手は居るでしょう?」
そう言う私に、裕紀くんは言いました。
「僕ね、年下の子には興味ないの。付き合うなら、年上がいい。」
でもね、私は結婚してるの。あなたより年上の娘もいるのよ。
そう言っても、裕紀くんはまるで動じません。
「麻衣子さん、好きです。本気で好きなんです。旦那さんと別れてくれ、なんて絶対言わないから・・・僕と付き合ってください。」
彼の真剣な目・・・私も好き。大好き。
私は、もう頷くしかなかったんです・・・。
その日・・・私は一日中彼に抱かれてました。
私たちは、お昼ご飯を食べずにお互いの体を貪ってました。
彼の三度目の精を体の奥に感じた時・・・
もう、私はこの子から離れられない・・・そう感じてました。
「麻衣子さん・・・最高です。大好きです、麻衣子さん・・・」
彼は、そう言って私を抱き締めてキスしてきました。
私は、自分の愛液にまみれた彼のモノを口いっぱいに方張っていました
四度目の彼の精を、私の中に注いでもらうためです。
その日は、安全日。いくらでも出して欲しかった。
危険日は、避妊する、と言ってくれる彼。
でも、いつでも中へ出して欲しい、って思います。
彼の精を奧に感じると、無性に幸せを感じるからです。
妊娠したら、堕ろせばいい。
もしその時は、この子には全部内緒で堕ろそうと思います。
この子の負担にだけはなりたくないから・・・。
彼に言えば・・・生んで欲しいって言うに決まってますし。
25歳も年下の恋人・・・何て甘美で淫猥な響きなんでしょう。
でも彼は、いつまで私を飽きずに抱いてくれるでしょうか。
そして、この子が私に飽きた時・・・
私はこの子無しで生きていけるんでしょうか・・・
そんな恐怖が、今でも時々頭をもたげます。
でも、今はそんなことはどうだっていいんです。
そんなことは、その時考えればいい、って思ってます。
今は、ただこの子のオモチャになっていよう・・・
私はそれでいいんです・・・
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